本記事は自分史活用推進協議会のブログより転載しました。
「幸せの自分史づくり」でひとりでも多くの人を幸せにと、らしくラボを主宰する河野初江アドバイザーが、自分史のさまざまな魅力と作る楽しさを紹介します。今回はその第9弾。
【インターネットで年表作成】
最近は年配の方もパソコンで自分史を作るようになりました。パソコンで原稿を書くことに慣れたら、年表づくりもやってみましょう。インターネットで年表を作成できる無料のサービスがあります。
たとえば「年表創造コミュニティHisty(ヒスティ)」もそのひとつ。
年表づくり…というと、ひとり黙々と昔の手帳など開いて空欄を埋めていく単調な「作業」と思いがち。でも「Histy」を使うと、想像力や創造力がかきたてられます。
それもそのはず。「Histy」には日本のできごとやヒット曲、テレビ番組、映画、流行語と見比べながら年表をつくる機能があるのです。
私が就職した年のヒット曲は都はるみの「北の宿から」だった、といったことがわかります。それを見て思わず、社会人一年生で右往左往、言われるままに飲めない酒を懸命に飲もうとしていた自分を思い出しました。
入社したこの年、オイルショックで世の中は大パニックとなり、トイレットペーパーを買うために行列ができるという大騒ぎに。でも私はといえば、どこ吹く風。いっぱしの編集者を気取って上司に連れられ夜な夜な新宿のゴールデン街へ。「編集者たるもの早く家に帰って寝るようではいかん」と酔って力説する上司の話に懸命にうなずく毎日でした。そういえば、新宿の店で何度この「北の宿から」を聞いたことか。
自分史を作成できるサービスには、ほかにも「自分史.jp」、「NENPYO」、「Pastport」(どれも無料)などがあります。
日々新たな出会いや発見があるのが私たちの人生。お気に入りの年表作成サービスをみつけて日々更新という楽しみ方もいいですね。