自分史活用推進協議会代表理事の河野初江が『自分史白書2020』(2020・08・07発行)にて 戦後75年を機に「戦争体験と自分史」について執筆
河野初江は自分史活用推進協議会推薦図書『自分史白書2020』にて、戦後75年を機に「戦争体験と自分史」について考察し、原稿を執筆した。
太平章戦争が終結して75年が経過し、体験を語れる人の高齢化が進んでいる。けれども先の大戦では日本は広範囲にわたり本土空襲を受けており、本土空襲の記憶を語れる世代の多くが健在である。そこで河野はオフィス河野が手掛けた看護婦としてスマトラ島に赴任した女性の自分史や、戦争終結後の細胞活動に身を投じた男性の自分史、また東京大空襲を生き抜いた自分史事例などの紹介を通して、今なお語られるべき戦争体験が身近にあり、その体験を今こそ引き出し伝えることが大切であると訴えた。