写真家 河野裕昭(こうの・ひろあき)

生まれ
1950年生まれ、北九州市(カネミ倉庫のある地)出身。中央大学(法学部)に進学後、水俣病への支援活動に携わり、その延長で被害を受けた地元カネミ油症患者の撮影へ、と写真家としての取り組みを開始する。

被害者支援と写真集「カネミ油症」
1976年西日本新聞社から写真集『河野裕昭写真報告 カネミ油症』を刊行。

全国の水車撮影、水車関連作品
1980年を迎え石油文明に限界を感じるなか、自然の中で環境を破壊することなくエネルギーを生み出す水車に、未来のあるべき姿を見出し全国の水車を発掘し撮り歩く。
1983年日本評論社から室田武著・河野裕昭/写真『水車の四季』刊行。
1986年『まわる、まわれ水ぐるま』(INAXギャラリー刊)に写真と文を提供。一橋大学室田ゼミ研究生とともに全国現役水ぐるまマップを作成し掲載。
1989年室田武著『水土蘇生』(冬樹社)に写真提供。
1997年小学館から写真集『日本列島「現役」水車の旅』刊行。

全国蔵元取材と写真集『大吟醸』
1995年写真集『大吟醸』(ぴあ書籍研究会)出版。

数学者「輝数遇数」連載での撮影
2010年から始まった数学界のジャーナリスト・イン・レジデンス(JIR)において数学者を訪問・取材し写真を撮り、連載「輝数遇数」に使用される。のちに書籍化され2020年『数学者訪問 輝数遇数 PART I』(現代数学社)、および2022年『数学者訪問 輝数遇数 PART II』(現代数学社)として刊行。

1985年10月26日 日本経済新聞「文化欄」
「働く水車は美しい」に登場

1995年12月9日 日本経済新聞「文化欄」
「米の精華、大吟醸に宿る」に登場

2018年11月30日 長崎大学付属図書館にて写真展と講演
長崎大学附属図書館で写真展「油症事件とPCB汚染を考える2018」を開催。講演「油症事件の撮影をふりかえって」講師を務める。

2019年9月21日~11月24日 埼玉県立「川の博物館」にて写真展と講演
展示「水車は日本の原風景だ」において、「水車を撮った写真家」として写真を提供するなど展示協力。11月17日「水車を旅する」講演講師を務める。

その他、朝日新聞、NHK(カネミ油症関連番組)等に写真提供多数

写真集『河野裕昭写真報告 カネミ油症』西日本新聞社

『水車の四季』日本評論社

写真集『日本列島「現役」水車の旅』小学館

写真集『大吟醸』ぴあ書籍研究会

『数学者訪問 輝数遇数 PART I』現代数学社
『数学者訪問 輝数遇数 PART II』現代数学社